「光のあるうちに」 創世記7章15~23節
綾 康輔 牧師
アダムとエバの罪以来、人々は悪に染まり神様を悲しませる歩みを続けていました。それで神様は人々を滅ぼそうとされました。その中でもノアは神様の前に正しい歩みをし、主と共に歩む人でした。そこで神様はノアと三人の息子、そしてその妻達と動物の雄雌のペアを箱舟に乗り込ませて、その他の動物や人々は洪水によって滅ぼそうとされました。それで、神様はノアに箱船の寸法を彼に教え、ノアはそれを120年掛けて造りました。そして、出来上がった時に、ノアの家族と動物の雄雌のペアは、箱舟に乗り込みました。そして、四十日四十夜の雨が降り続き、全ての高い山も水に覆われました。全ての息のあるものは死に絶えました。
この様にして、神様の裁きがなされましたが、これで終わった訳ではありませんでした。裁きの中にも「救い」を用意されたのです。それは正に、新約時代のイエス様の十字架を象徴しているのです。二千年前のイエス様の十字架によって、私達は今の時代でも救いを得る事が出来たのです。しかし、それは永遠に続くものではありません。イエス様が再臨される時には、もう救いの門は閉ざされるのです。そして、福音を伝えたくても伝えられなくなる時が来るのです。つまり、今出来る時に福音を伝える事が大切なのです。(要旨)