「異邦人に見る信仰」 ルカの福音書7章1~9節
綾 康輔 牧師
福音はまず初めに神様の選びの民達であるイスラエル人に伝えられました。しかし、彼らがそれを拒んだために今度は異邦人へと伝えられていきました。その中でも特にローマから派遣されていた百人隊長は、特別な信仰を持っていました。彼のしもべの中で右腕の様な存在であったしもべがおり、そのしもべが死ぬ病気にかかってしまったのです。そして、彼の癒しを願っていたのです。丁度、そこにイエス様の噂を耳にしたのです。彼は、「この方なら必ずしもべの病をいやして下さるはずだ!」と言う信仰を持つのです。
しかも、彼はイエス様が直接しもべの所に来られなくても、お言葉一つで癒されると言う確信を持っていたのです。イエス様も彼の信仰には驚かれ、「イスラエルの中でもこの様な信仰は見た事がない。」と絶賛されました。また、彼はイエス様に対する信仰のみならず、イエス様の霊的権威に絶対服従の態度も見せたのです。私達の信仰生活は、彼の様な姿勢が不可欠なのです。
その表れとして、「礼拝遵守」、「献金」、「奉仕」、「伝道」等があるのです。私達はイエス様の十字架の尊い犠牲によって、大きな恵みを受けたのです。その恵みを無駄にしないよう、神様の愛に答える歩みを通して、主にご栄光を帰して歩みたいものです。今年一年がその様な歩みになる様、聖霊様に力を頂きましょう!(要旨)