ペンテコステ聖日礼拝
「宣教の鍵」 使徒の働き1章8節
綾 康輔 牧師
今日は、イエスキリストを信じる者の上に、約束の聖霊が降って来た日を記念するペンテコステの聖日です。教会がスタートした日でもあり、同時に宣教がはじめられた日でもあるのです。その働きは聖霊によるものでした。そして、それは使徒の働きと言うタイトルに相応しい、聖霊の御業なのです。使徒の働きは、聖霊行伝とも言われています。それほど聖霊様の働きが重要であると言う事を表しています。
また、そこには力が必要なのです。イエスキリストを証ししていく大きな原動力になるのです。それは、ダイナマイトの語源になっている「デュナミス」の力です。その力があって、福音は世界に広がって行ったのです。同時に、その陰には殉教をもいとわない信仰の先輩達がいたので、実現可能となったのです。
それは、正に「証人」と言う言葉が、「殉教」とも訳せる「マルテュス」と言う単語が使われているのです。私達は今の時点で殉教と言う事がピンときませんが、いつその危険にさらされるか分かりません。いつその様な状況になっても聖霊様の力によって、克服していきたいと思います。(要旨)