先週（5/22）の講壇

「出会う前、出会った後」　　　　　　　　　　使徒の働き9章17～22節

　綾 康輔 牧師

 

　サウロはヘブル語読みの名前で、ギリシャ語読みはパウロです。当然同一人物ですが、その様に分けているのです。また、サウロはアナニヤと言う人物を通して、サウロに按手をして祈ります。それが、サウロの目が開かれる事になるのです。
　肉眼の目が開かれただけではなく、霊的な目が開かれたサウロはイエスがキリストであり、神の子である事を信じるようになります。それで、それまでイエスを信じるクリスチャン達を迫害していたのに、今度はイエスを宣べ伝える者へと変えられて行ったのです。
　イエス・キリストとの出会いはサウロを全く変えてしまったのです。そして、神様がサウロに与えられた福音の使者としての使命に向かって歩み始めたのです。そして、変えられた証しは福音の前進の為に大きく用いられたのです。私達も救われる前と救われた後で確実に変化を経験します。
　変化の差には個人差がありますが、必ずあるものです。そして、それが周りの方達に対して大きな証しになるのです。それにより、神様に立ち返るヴィップが起こされる様、聖霊様の助けを頂き邁進しましょう。(要旨)