2016年7月3日日曜日

先週(6/26)の講壇



神の手を上げよ」    出エジプト記17816

 豊山 カヨ 牧師
 
 イスラエルの民がエジプトを出た後、荒野から旅立ちレフィディムと言う地域につきます。ここはイスラエルの民が飲む水がないと言って神様につぶやいた場所であり、神様はモーセを通して岩を打ち、岩から水が出るようにされました。また民が指導者と争った場所でもあります。
 ここで考えたい事は、自分を大切に思う人は自分のものすべてが大切です。外的な要素や状況、出来事などに価値を置かずもめたりもしません。私たちは神様が大切な存在として創造してくださった尊い存在なのです。
 イスラエルはアマレクから攻撃を受けました。モーセはヨシュアを指揮官に任命しアマレクと戦い、モーセとアロンとフルは神様に助けを求めるために祈りました。モーセが手を上げ神に祈るとイスラエルは勝ち、手を下すとアマレクが勝ちました。アロンとフルはモーセの手が下らないように両側で支えイスラエルは大勝利を得ました。
 戦いの勝敗は軍事力や戦略ではありません。モーセの祈りによって左右されました。そしてアドナイ・ニシ「主はわが旗」神様は勝利の旗となられました。私たちも神の手を上げ、御国の為に祈ることが出来、その祈りを通して神様の愛と祝福を人々に流していくことが出来ますように。(要旨)