「全知全能の主の御手を体験しよう!」
出エジプト記14章22~31節 綾 康輔 牧師
イスラエルの民達が出エジプトした時、神様は民達のこころが変わりエジプトに戻る事が無い様に、神様の知恵を用いられ、葦の海に沿う荒野の道に迂回させるように導かれました。そして、それによってイスラエルの民達は、前は葦の海で後ろからはエジプトの軍隊が攻め寄せてくる中で板挟みになりました。それは、正に神様のご配慮でした。
そして神様の奇蹟の御業がなされるのですが、モーセを用いられたのです。モーセに海に手を差し伸べる様に命じられたのです。そしてモーセはそれに従いました。これは、私達も同様に様々な問題の中で前に進む事が出来ない時に、神様は私達の小さな祈りを用いられる事に象徴されているのです。
そして、神様は葦の海の真ん中を乾いた地にされ、そこをイスラエルの民達が進み、全て過ぎ去った後でエジプトの軍隊が入り込み、主は再び水を元に戻されてエジプト軍は全滅したのです。神様の圧倒的な勝利が現されました。私達も、小さな祈りを通して全知全能の主の力強い御手が働かれるのを体験したいものです。(要旨)