2016年8月7日日曜日

先週(7/31)の講壇


エリヤの祈り」             列王記第一184146

 豊山 カヨ 牧師
 

 エリヤは雨が降らない様にと祈ると3年6か月の間雨は降りませんでしたが、再び祈るとエリヤは激しい大雨の音を聞き、アハブに「上って行って飲み食いしなさい」と言います。エリヤは御言葉を信じ祈って、一般的な自然の音ではなく、人格を持った神様のサインとしてこの大雨の音を聞いたのです。
 この出来事の少し前エリヤは神に祈り、この民があなたこそ神であり、あなたの御言葉によって私がこれらの全てを行ったと言う事が明らかになります様にと祈ります。そしてバアルとアシェラの預言者達に火をもって答えられる方が真の神であると提案し、主は火をもって答え、それに対してバアルとアシェラの神々は微動だにしませんでした。
 御言葉によって謙遜に神に期待しつつ祈ったエリヤは「私たちと同じような人でしたが、雨が降らないように祈ると、三年六か月の間、地に雨が降りませんでした。そして、再び祈ると、天は雨を降らせ、地はその実を実らせました。」とあります。
 今日の本文の中には3人の人が出ています。アハブの様になんの心配もなく食べて飲む人、エリヤは祈る人、若者は見る人。しかしエリヤの様な人が起こされる事を通して、この時代をひっくり返し神の国が臨まれます。神様が働いて下さる事を信頼し、奥まった部屋で祈る人が必要です。私達一人一人に神様は求めておられます。(要旨)