2016年8月28日日曜日

先週(8/21)の講壇


最高、最善の歩みを!」     ヨシュア記119

 綾 康輔 牧師

 偉大な指導者であったモーセの死後、主はヨシュアに後を継ぐ様に語られました。言葉に言い尽くせない不安と恐れを抱いていたヨシュアに、主は何度も「恐れるな。雄々しくあれ。おののいてはならない。」、また、「私がモーセとともにいたように、あなたともともにいる。」と励まされました。それは、誰よりもヨシュアの心境を知っておられた主だからです。
 主はヨシュアに対して、アブラム、モーセに約束されていた事をヨシュアにも想起させられました。それは、主の語られた御言葉が成就するためでした。しかも、それだけではなくヨシュアをはじめ、イスラエルの民達が祝福を受けるために、主の律法(御言葉)を守り行う事を命じられました。
 それは、ただ単に民達を支配すると言う次元ではなく、民達が如何にして主からの祝福を受ける事が出来るか、その鍵を知っている主が命じられた事だったのです。同様にして、今を生かされている私達にも適用出来るのです。それを成し遂げるのは、デボーション(時間を割く)事なのです。私達にとって、主の御言葉だけが「最高、最善の歩み」を可能にする羅針盤の様な働きをするものなのです。(要旨)