「絶望の中で働かれる主」 出エジプト記14章26~31節
綾 康輔 牧師
エジプトに下された10の災いの最後の「長子を皆殺しにする」と言う出来事を通して、ようやくファラオ王はイスラエルの民達を解放する事にしました。
そして、出エジプトしたイスラエルの民達は安堵するも、つかの間でした。後ろからエジプトの軍隊が追って来ていたのです。前には葦の海、後ろにはエジプトの軍隊。絶望的な状況でした。しかし、主はモーセの杖と葦の海の水を用いて、真ん中が乾いた所が現れる様に、奇蹟としるしの御業をなされたのです。それで、イスラエルの民達はそこを通り抜けて、向こう側に渡る事が出来たのです。そして、エジプトの軍隊が葦の海の真ん中に来た時に、せき止められていた水が元に戻り、全ては溺れ死んだのです。私達も、絶体絶命の時には「瞳の様に守られる」主が助けと導きを与えて下さるのです。(要約)